INTERVIEWインタビュー

品質保証部品質管理課T・Kさん

仕事内容について: 工場内の衛生管理状況をチェックする巡回点検業務

品質保証部は安全な製品をお客様にお届けするため、品質管理、検査、防虫管理、仕入先様の点検、お客様からのお問い合わせ対応など多岐にわたる業務をおこなっています。現在の私の業務の一つとして巡回点検業務があります。工場内を巡回しながら、製造工程や衛生的扱い、異物混入防止等の管理状況をチェック項目に従い点検します。問題を発見した際には、製造現場の方々へ改善を依頼し、その後の管理状況を定期的に確認します。管理状況を正確にチェックし、改善内容を理解してもらうためには、製造工程の知識や食品衛生に関しての知識が必要になります。また、日頃から製造現場の方々とコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことも重要です。自分自身の判断だけでは業務を進めることが難しいと感じたときには、上司に相談し助言をもらいます。入社1年目ということもあり、経験や知識不足を日々痛感しておりますが、日々精進して品質の改善、向上に貢献していきたいと考えております。

最も印象に残っている出来事: 法律に則った水分活性検査

弊社で製造している乾燥食肉製品は食品衛生法に基づく食肉製品の規格基準で、水分活性値が0.87未満であることが定められています。この基準を満たしているかどうか検査を行う必要があり、私は水分活性検査を3ヶ月ほど担当しておりました。作業自体は慣れると難しいものではありませんが、食品の安全性に係る重要な検査です。検査業務の経験は現在担当している業務にも活きており、日々の業務ひとつひとつが食品の安全と品質に直結していると認識し、責任感を持って取り組むことができています。

今後実現したいビジョン・なりたい人物像: 幅広い業務を経験し、スキルアップを図る

現在私が担当している業務は品質保証部の業務の一部にすぎません。そのため社内でイレギュラーな事案が発生した際に、一人では対応できず、先輩や上司が対応する場合がほとんどです。実際に、入社して間もないころ、生産トラブル事案が発生し、知識や経験不足から解決に何も貢献できないことに歯がゆい気持ちを抱えていました。問題の速やかな解決が、製品の安全性確保にも必要となります。もちろん現在与えられている業務を確実にこなすことが一番重要ですが、社内で起こる様々な課題に対して臨機応変に対応するために、これからは新しい業務にもどんどん挑戦していき、業務の幅を広げ自身のスキルアップを図っていきたいと考えています。